昭和46年創業の老舗食堂。麺類、ご飯類、一品料理など数あるメニューの中でも、店の代名詞ともえる横手やきそばは県外からわざわざ足を運ぶ方も多い。
横手やきそばをはじめラーメンなど、福龍で使用している麺はすべて自家製。中華そばは、つるつるの喉越しとコシが特徴の細麺だ。大盛はサービス、ダブルはプラス100円で提供している。
スープは動物系の脂を最小限に抑え、カツオ節と昆布、野菜をふんだんに入れた和風出汁。しっかりした醤油味にカツオの風味が重なり、奥深い味に仕上げている。
店主の伊藤一男さんは自家製にこだわり、福龍の味を守り続けてきた。あっさりながら節香る一杯が、体と心に染み入るはずだ。